クアリス大陸の最北端にある「トウィニブル森」。その最深部に位置する「ミレナ市街地」は、周囲を山々に囲まれた天然の要害である。 国家の心臓にあたるミレナ王宮は街の最も深いところに構えられており、それを囲むかのように軍事地区、商店地区が配されている。美しい自然環境を残しつつ、開発が進められたこの街を見るだけで、ミレナの文化水準の高さをうかがい知ることができるだろう。 しかし、本当にミレナの歴史や文化を理解したければ、A.U.643年のレインの侵略後に建設された地下都市の存在を無視することはできない。現在は崩壊の恐れがあるため、通行制限区域になっているが、ミレナ人が長く苦難を耐え忍んだ場所である。過去のミレナ人の精神と文化がこもった洞窟の中に入れば、先祖たちの魂を感じることができるかもしれない。 | ||
ワープ方向 | 隣接マップ | |
東側 | トウィニブル森 | |
南側 | 記憶の平原 |
ミレナ仕官学校は、ミレナを優秀な戦士を育成するための軍事教育機関。右も左もわからぬ新兵のために戦闘の基礎から段階的に教えてくれる場所である。 ここに入学すると、最初は簡単な、そして徐々に難しい任務を与えられることになるが、あなたにはすべての任務を達成してもらいたい。そうすることで一人前の戦士に成長していくことができるのだから。 現在ミレナで活躍する多くの有名騎士、将軍たちもここを経て成長したという。修練しだいで彼らのような力を身につけられるかもしれない。 |
ミレナの市街地の東側には、原始的な姿をそのままに残す深い森が広がっている。森の中は迷路のように入り組んでいるため、地形に慣れないうちは、あまり深くまで足を踏み入れないほうが無難だろう。 しかし、運よく森の奥までたどり着ければ「精霊の泉」を発見できるかもしれない。この泉は「ディネバー」という妖精が愛する人を殺害してしまい、その悲しみの涙によってできたと言われる神秘的な泉である。 この話自体はあくまで伝説だが、ある冒険家は実際に妖精に出会ったという。事実か否かを確認するためには、直接この泉に行ってみるしかないようだ。 | ||
ワープ方向 | 隣接マップ | |
西側 | ミレナの市街地 | |
南側 | アインドフ境界地域 | |
東側 | 迷いの森 |
#ref(): File not found: "map01.jpg" at page "マップ/ミレナ" | イリシア山頂上付近の要衝にある、レインの中心都市。政治中枢である政庁は、レインの文化を象徴するかのような不思議な外観を持っている。初めて訪れた人でも、その場所はすぐにわかるはずだ。 街の中には商店地区や貯水池があり、山岳地でありながら生活環境の整備は万全。 余談ではあるが、レイン市民は菜食を主にし、また総じて少食である。そのためこの都市で太った人を探すのは難しい。もし太った人を見つけたのなら、レインの慣習を無視している人、もしくはほかの国家の人であると考えるのが妥当だろう。 | |
ワープ方向 | 隣接マップ | |
西側 | 黄金の丘 | |
北側 | ガイア渓谷 |
#ref(): File not found: "map03.jpg" at page "マップ/ミレナ" | レイン市街地の東にある巨大な橋を渡り、道なりに山の中腹まで進むと、巨大な建物が見えてくる。断崖に囲まれ、外界から閉ざされたかのように見えるその建物こそレインの誇る魔法学院「アカデミー」である。魔法に関心を持ち、その技術を学びたいものは、かならずその門を叩かなければならない。 あなたが魔法の道を志すなら、ここで有名な魔法使いや学者たちから、さまざまな任務を与えられることになるだろう。最初は採集のような簡単な仕事を任されるが、次第に難易度の高い任務が与えられる。さまざまな任務を無事に終えることで、信頼が高まり魔法を伝授してくれるのである。 |
#ref(): File not found: "map02.jpg" at page "マップ/ミレナ" | レインの建国者たちが流浪民であった頃、彼らはラテ平原で強力なモンスターに追われ、命からがらこのイリシア山の麓にたどり着いた。 一団は寒さと飢えに襲われ、目的を失ったまま座り込んでしまうが、そのとき、この丘に黄金色に光るものが存在することに気づいた者がいた。黄金を求めてこの丘に上がる流浪民たち。そこで彼らが見たものは、彼らにとって黄金よりも価値のある、黄金色に輝く穀物だったのである。 その後彼らは、黄金色の穀物を栽培しながらこの地に定住することに成功した。これがレインという巨大国家を誕生させる最初の一歩だったのである。 | |
ワープ方向 | 隣接マップ | |
東側 | レインの市街地 | |
北側 | イリシア山廃墟地帯 |